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2010年11月 1日 (月)

海士町突破型の産業振興を志政同友会で視察

海士町突破型の産業振興を志政同友会で視察

10月26日(火)境港を朝早くたって、お昼に海士町に上陸。役場が勧めてくださった島生まれ島育ち隠岐牛店で昼食をとり、隠岐ビューポートホテルで「突破型の産業振興について」研修を受ける。

産業創出課の大江課長から「離党発地域再生への挑戦」をプロゼクタ―を利用して、地域資源と人材を活用したまちづくりの実績などレクチャー。町政の経営指針を「自立・挑戦・交流」~そして人と自然が輝く島の具体的な政策の数々が、国の構造改革にしっかり載せながら推進させ、効果をあげられている事業を勉強させていただく。

現在島の人口は2700人になってしまっているが、交流人口で島に定住をしてきている700人。ワカモノ・ヨソモノ・バカモノによる町おこしの実例は、海士町に関心を持つとだれもが魅了されてしまうような事業。隠岐の島島前・海士町に展開されている事業内容を実際に現場で見せていただこうと、説明を受けながらながら車で回っていただきましたが、カキの養殖事業なども、町が国に事業提案をして、9割の補助金を取り、あと1割を事業受託者に持ってもらう、それも町が10年間での貸し付け(無利子)を行い、新規の事業者でも受託できるシステムで軌道に乗せて入る。さらに住宅付きで。

生き残るために、守りの戦略から攻めの戦略・一点突破型産業振興策が功を奏している。 小さなまち・離島だから可能にしたのではない、職員も何日でも中央官庁に自ら赴いて、事業提案書の説明や営業活動を行っている結果だそうで、中途半端ではない、地域活性化の在り方を、大いに勉強させていただいた。

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