さばえっこ図書ボランティアネットワークで、「昔話と日本人の心」研修会開催
1月12日、中川直美先生(宮内庁の看護師長を長くされておられた)をさばえっこ図書ボランティアネットワークでお招きして、「昔話と日本人の心」を研修。会場満員(約60名)。
昔話には、室町時代の御伽草子から浦島太郎を読み解くと、おそれの心を持っていた、ただ、恐れてばかりもいられない、祖先の心がいきいきと語られている。
哀れの感情、美的感情であり、論理を超越した無の物産である。また退治せずに共存する。輪廻転生の観念や農業と共存、自然界と共存することが昔話には出てくる。
「絵本は大人が子どもに読むもの」松居直先生、また、さばえっこでお招きしている柳田邦男先生「大人こそ、絵本を~人生に3度読むべき~」も解釈していただいた。将来の子たちに絵本を通して伝えられるしつけ、心に響くことを伝えていきましょう、と。
和yawaragi塾のおもてなしの心にも話を広げていただけ、相手に心を残す・間、「おたうえ」からも、稲作は神様とつながっていることなどもお話していただき、参加者がどっと中川フアンに!
この日を、待ちに待ちに待っていましたが、たくさんの方にお会いでき、素敵な1日でした。
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