河和田アートキャンプ 伝統とアート 伝統工芸士さんに弟子入りして作品づくり
鯖江市河和田地区を中心に、夏になると1ヶ月の合宿、滞在をしてアート活動が開催されている河和田アートキャンプ。河和田アートキャンプは、平成16年の福井豪雨で小学校の校舎より高く校庭に積まれた災害ごみの写真を、京都大学の浅利先生にエコネットさばえから配信し、8月23日に河和田の現場にはいって見え、「これは大変な情況だ、研究の一環でと思ってボランティアに来たが、継続的に我々若い力で応援したいが・・・」と、NPO法人かわだ夢グリーンに持ちかけられたことがきっかけになっています。
4年ほど住民とNPOが協力して開催してこれたが、現在は鯖江市の事業として展開しております。環境をベースに、いくつかの「アート」部門に別れ、アートキャンプが展開しています。
この伝統とアートは、うるし職人・伝統工芸士の方の職場にお伺いして、大学で美術等を専門に勉強しておられる学生が生きた授業を学ぶ場になっています。地元としても若い学生から新しい斬新なアイディア、発想をもらえ、お互いの刺激になっています。今回は粘土で形作りうるしを塗り重ねた人魚姫や桜の木を生かしたふき漆の木琴など、すばらしい作品がありました。職人の方との合表会には作品の完成までの苦労や職人さんとの出会いやいただいたご指導に感謝の気持ちで泣き出す子もいて、地元の我々もじ~んと来てしまいました。
10月には、京都でうるしのワークショップを計画しておられるようです。越前漆器から京都への広がり大いに期待したいところです。
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