平成23年度鯖江・丹生消防大会開かれる
5月15日(月)午前9時から鯖江市文化センター南側道路で、鯖江・丹生消防協会、鯖江・丹生消防組合の消防大会が開催され、カラーガード隊、消防音楽隊につづいて、消防隊、消防団、消防車両等の観閲、分列行進がありました。
引き続き9時50分から11時10分まで、鯖江市文化センターを会場に記念式典では、日本消防協会会長表彰(伝達)などが行われた。そのあと、3月12日13時40分に出発して任務にあたられた東北太平洋沖地震に伴う緊急消防援助隊活動報告が、警防課北村大樹主任から有りました。
震度5の余震も頻発する中、任務中は津波対策の救命胴衣をつけて、40~50人が一列に隊を組んで瓦礫の中を少しずつ進んで、人名救助に当られた活動の一端は、涙があふれ、じ~んときてしまいました。
福井県から派遣された消防隊員は327名(鯖江・丹生消防組合からは25名)で、瓦礫の中から助けだすことができた人は57人だったそうです。高台で作られたテント生活は、昼は福井から持っていったカップラーメン1個、夜間は-8℃にまで気温が下がる過酷な環境での救助活動だったようです。
災害に立ち向かうための
- 構え
- 備え
- 仕切り(仕切れる人材が必要)
減災につながるよう行政の備え、人材の育成が必要である、と報告された。また今回の大震災、問われているものは何か、それぞれが教訓にしなければならない、と述べられた。
こういう機会をいただけ、感謝。市民の皆さんに、消防隊の現地での活動の一端をお知らせしたいと思った。
コメント