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2019年1月

2019年1月31日 (木)

市民創世会、会派の新聞発行のために、担当の分野を原稿に

鯖江広域衛生施設組合のごみ処理の状況

鯖江広域衛生施設組合が維持管理している鯖江クリーンセンターは、昭和61年4月から稼働を開始し、現在に至るまでの約30年間にわたり組合圏域で発生するごみを適正に処理してきましたが、経年的な老朽化が進行している状況にある。平成21年度以降、長期維持補修計画と年間精密点検をもとに、維持補修整備を実施し、関係法令に基づく基準の遵守と施設の延命化に努めてきていますが、その機器整備や機器の更新などにかける経費も単年度で2億7千万円を超える状況になってきています。

 新たなごみ焼却施設整備を決定

 このような状況を鑑み、組合では、新たなごみ焼却施設等(ごみ焼却施設、粗大ごみ処理施設、汚泥処理施設)を整備することが決定し、新たなごみ焼却施設等の基本的な方向性等の検討が必要になり、また今後実施する事業を交付金事業として実施するために、国に対して概算要求を行う必要が生じました。この概算要求をするために、対象地域周辺のご理解や環境保全の基本的な事項を5~7年のスパンで計画の目的や地域が目指す姿を盛り込まなければなりません。
 また、家庭系ごみ原単位、事業系ごみ原単位、最終処分率の削減にあわせ、リサイクル率の増加を「循環型社会形成推進地域計画」には策定が義務付けられています。

ごみ減量化目標は、国から自治体に対して、「頑張りすぎない目標」「達成可能な目標」が求められています。目標の達成については、事後調査が入ります。
 焼却炉の規模は、この燃やすごみのマックスの量で決まっていきます。
現在は市では、人口が増えていて、燃やすゴミもそれに伴い総量が増えていますが、2025年ころには人口減少に転じていくことも予想されています。ということは、ごみ処理規模で炉の大きさが後年において今より小さくてもいいことになります。

 「ごみ焼却施設等整備基本構想」には、ごみ処理の現状と課題を把握し、きちんと整理していかねばなりません。

2025年稼働目標に、ごみ焼却施設等整備基本構想・循環型社会形成推進地域計画」策定検討委員会が、委員長は福井工業高等専門学校の奥村光司准教授、組合議会議員として木村も委員の一人です。

燃やすごみを減量・リサイクル、

鯖江市の環境にやさしいまちづくりを 

鯖江広域衛生施設組合は広域で動いています。まず、市町で異なるごみ処理の統一した対応も必要ですが、中心的な役割を持つ鯖江市民としては、ごみの現状と住民レベルでやれる環境保全活動、地球温暖化防止に努めたいところです。

燃やすごみの組成調査からも、もったいない、食べきりなど暮らし方の見直しが求められているといえましょうか。

平成29年度 燃やすごみ組成調査結果

※燃やすごみの中には、紙やプラスチック製容器包装などの資源として排出出来るごみが30%も含まれています。正しく分別することで、燃やすごみを減らし貴重な資源にすることができます。また、食品ロスを減らすには、「買い過ぎず」「使い切る」「食べきる」ことで、燃やすごみを減量できます。

鯖江市では、平成4年度から5大区分12分別によるごみ収集を開始し、現在は7大区分20分別に拡大・進展しています。また、一般廃棄物処理基本計画において、平成31年度までの目標として、市民1人1日当たりのごみ排出量870g以下、ごみの資源化率17%と定めています。市民皆様のごみ減量の努力の結果、平成28年度の市民1人1日当たりのごみ排出量は890gで前年の952gから大幅に減少していますが、ごみ排出量の算出基準を変更した結果であり、平成27年と同様の算出ですと、ごみの排出量は、ほぼ横ばいで推移しております。

 このことを踏まえ、私たち一人ひとりのライフスタイルを今一度見直し、将来の世代に良好な環境を引き継ぐために、ごみの減量や3R(リデュース【排出抑制】・リユース【再利用】・リサイクル【再生利用】)の推進による「循環型社会」や、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の発生を抑制する「低炭素社会」への転換がますます重要になっています。

鯖江市のごみ処理のあらまし

年 月

概  要

昭和31年3月

鯖江市廃棄物の処理および清掃に関する条例公布

昭和43年4月

ステーション方式による可燃ごみ収集開始

昭和57年8月

空き缶分別収集開始

平成3年6月

鯖江市ごみ問題懇話会発足(市民代表、事業所代表、学識者等でごみ減量化・資源化および一般廃棄物の適正処理を審議する機関)

平成4年4月

ごみの分別収集開始(5大区分12分別)ダストボックス制廃止

平成5年4月

鯖江市廃棄物の減量化資源化および適正処理等に関する条例公布

平成9年4月

分別収集5大区分15分別(ペットボトル、食品トレイ、廃食用油)

平成10年8月

家庭用生ごみ処理機購入補助事業(平成16年3月廃止)

平成13年4月

分別収集6大区分16分別(特定家庭用機器)

平成15年10月

分別収集6大区分18分別(その他のプラスチック製容器包装、蛍光灯)

平成17年5月

環境省が「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」において、市町村の役割として、有料化の推進を図るべきとした。

平成19年4月

家庭系燃えるごみ用指定袋制導入

平成19年6月

環境省が「一般廃棄物処理有料化の手引き」で家庭ごみの有料化を明確に推進した。

平成21年4月

レジ袋削減協定

平成23年4月

ダンボールコンポスト普及啓発事業開始

平成23年10月

学校給食生ごみ堆肥化事業開始(平成27年度廃止)

平成24年4月

古紙類および空き缶集団回収奨励金制度創設(平成28年度廃止)

平成25年4月

事業系燃えるごみ指定袋制導入

平成25年8月

分別収集7大区分19分別(小型家電拠点回収)

平成27年3月

鯖江市一般廃棄物処理基本計画策定

平成28年4月

分別収集7大区分20分別(容器包装以外のプラスチック類)

ごみ減量化・資源化の取組み

(1)ごみの減量化

 市で排出されている燃やすごみの多くを生ごみや食品ロス等が占めています。その減量においては、一般家庭での食べきり運動や調理くずの堆肥化が必要です。

 ○ダンボールコンポスト普及啓発事業 (平成28年3月現在:約1,900世帯普及)

 ○食べきり運動啓発 (年2回)

 ○スーパー等での買物袋持参率調査 (年1回)

 ○家庭用生ごみ処理機購入補助  (補助数:過去6年間2,492世帯)

(2)資源化率の向上

 燃やすごみの袋の中には、リサイクル可能な資源物(ペットボトル、食品トレイ、その他プラスチック製容器包装や紙など)の資源物が混入しています。更なる分別徹底が必要です。

 ○燃やすごみの組成調査 (年1回)

 ○ステーションでの現地指導 (年1回:293箇所)

 ○イベント時での啓発活動 (年2回)

(3)環境教育の推進

 ごみ減量化・資源化の推進には、市民の皆様の協力が必要不可欠です。町内会への出前講座、子どもたちへの環境教室の開催など次世代に向けた環境事業が必要です。

 ○出前講座 (平成28年度 186回)

 ○リサイクル施設の見学会 (年1回)

 

2019年1月29日 (火)

さばえっこ図書ボランティアネットワークで、「昔話と日本人の心」研修会開催

1月12日、中川直美先生(宮内庁の看護師長を長くされておられた)をさばえっこ図書ボランティアネットワークでお招きして、「昔話と日本人の心」を研修。会場満員(約60名)。

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昔話には、室町時代の御伽草子から浦島太郎を読み解くと、おそれの心を持っていた、ただ、恐れてばかりもいられない、祖先の心がいきいきと語られている。
哀れの感情、美的感情であり、論理を超越した無の物産である。また退治せずに共存する。輪廻転生の観念や農業と共存、自然界と共存することが昔話には出てくる。
「絵本は大人が子どもに読むもの」松居直先生、また、さばえっこでお招きしている柳田邦男先生「大人こそ、絵本を~人生に3度読むべき~」も解釈していただいた。将来の子たちに絵本を通して伝えられるしつけ、心に響くことを伝えていきましょう、と。

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和yawaragi塾のおもてなしの心にも話を広げていただけ、相手に心を残す・間、「おたうえ」からも、稲作は神様とつながっていることなどもお話していただき、参加者がどっと中川フアンに!
この日を、待ちに待ちに待っていましたが、たくさんの方にお会いでき、素敵な1日でした。

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せきいんこども園内覧会

1月26日(土)、園事業と並行しての工事も、給食室(給食室になるお遊戯室、「ありがとう」とお別れのセレモニー)の改修工事を残す段階で、せきいんこども園の内覧会が開かれました。
知り合いの区長さんにもお会いしました。

「区長さん行ってこなあかんげの」と言われてきましたと、話されました。というのはかつて保育所から子どもさんが知らない間に抜け出て、大変な事故が起きたことがあるからです。

そのころ議員にはなっておりませんでしたが、区長さん、区の住民の幸せを願う立場で「うちのほうから、70人いるんです」と、「うわっ~多いんですね、すばらしい。まずは安全業務からですね」と会話をさせていただきました。園長先生の説明では、通園時間の道路事情から出入りのできるところが正面玄関以外にも取り付けられた事情があるようです。九州で、保育園駐車場での事故があったばかりで、安心安全への配慮について、区長さんと同じ思いをしました。

お遊戯室もひろびろとなり、これまでの遊戯室が給食室に改修工事に入り、春に間に合うようです。絵本のお部屋も独立したコーナーになるようです。子どもたちの安全安心な、健やかな、心ゆたかな成長を願っています。こども園が期待に応えてもらえますように!

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改修工事に入るからと、園の皆さんで、「これまでありがとう」のセレモニーを!思い思いの絵も、残したいような素敵な芸術作品! お友だち同士楽しかった~ことでしょう。

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施錠が、上部と2箇所あるが、ここにはカメラも必要でないかとのご指摘を区長さんからいただきました。

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2019年1月25日 (金)

鯖江市にも、算定額の誤り、遡及支給額は自治法に基づき5年を

1月18日の議会運営委員会で、「障がい者の方の過失でないもの、行政としては、自治法では市の権利が失効するのは5年、生活保護対象額の収入ラインぎりぎりまで、もう少し誠意をという考え方はないのか」と、対象の市民の方の気持ちを思うと悔しい思いで、市の対応を尋ねたところ、あまりいい答弁ではなかった。なのに、その日の夕方には課長さんから、顧問弁護士さんに相談し、判例を検討して遡及支給額を決めることにするとの連絡が入り、非常に気にかけていた事案。本日午後、議会事務局からFAXが届いた。
平成10年6月~平成31年1月までの5年を、地方自治法に基づいて、平成26年2月~平成31年1月分
遡及支給額 868,840円を遡及支給額が決まったそう。
対象者の方にも、ちゃがちゃがした行政の動きだったが、ご理解いただけたようで、ほっとしました。

2019年1月20日 (日)

生活保護費の重度障がい者加算に生活保護の算定基準ぎりぎりまでの、追加支給を望む

鯖江市においても、生活保護費の算定の誤りが、重度障碍者の加算の認定漏れが判明。
248か月分(3,584,649円、平成10年6月^平成31年1月)も、重度障害者加算が漏れていたようだ。国からは、生活保護所帯は、遡及変更は3か月程度という通知があるようだ。鯖江市議会議会運営委員会で、このことの算定誤り(母63歳、子・重度障がい者43歳)のお詫びとその対応についての説明があった。
木村にしたら涙が出ることだ。
生活保護所帯の方は、じっと行政の言われるままなのか、議会運営委員会で発言せざるを得なかった。「生活保護の枠を外される基準のぎりぎりまでお返しすることはできないのか?」と。
議運がすんでの夕方、担当課長さんから電話が入った。
支給額の追加支給に関して、過去の判例や市の顧問弁護士さんとも相談し、法律上妥当な期間を定め支給するとの方針にかわったことを伝えられた。
木村の議会運営員会での意見が尊重され、検討してもらえたことのようだ。
生まれた時からの、重度障がい者、お母さんと共にどれだけ我慢してこれまで生きてこられているのかを考えると、議員の意見で行政が考え直してもらった。良かった。少しでも追加支給額が上乗せになりますように。
議員は、やはり住民側からの思いを伝えたい仕事、これからもまだまだ頑張りたいと思う。

2019年1月18日 (金)

医療ケア児の受け入れのできる保育所・園の環境整備に

今春からの保育所園等の入園許可の申請が保護者の皆さんから出され、その許可を待つ段階。でも中には、医療ケアが必要で、簡単に入園許可がいただけない。困っておられる親御さんたちから2件の相談を受けている。

お一人は難病指定を受けられている重度のお病気を持っておられる。もう一人は、胃ろうのお世話や日常的に医療児ケアを必要とされる心臓も患われている。

同世代のお友だちのおられる保育所・園は、親子にとって生きる糧にもなることでしょう。

地域の福祉、障がい者福祉の先鞭は、行政の大きな役割と思うところ。鯖江市のところでは看護師さんが以前モデル的に配置の保育園が、国のモデル事業として実施していただいていたところもあるが、現在ない。ということで、医療ケアを保育所・園でも受けれて生活ができるように看護師さんの配置が義務付けられている。鯖江市は、今大至急で募集など行って、子育て支援…保育所の環境整備の充実を図ってもらえるよう関係部署とも話し合いをさせてもらっている。場合によっては協力していただける病院との連携で看護師さんの派遣という形も考えられるかもしれない。

安心・安全な夢の広がるまちづくり。

鯖江市ホームページより「女性のやりたいを応援します」

やりたいことを応援します。行政のホームページに、自分たちの若いお母さん世代の時はなかった。情報を集約し、進みたい道が広がる可能性、ありがたいことです。https://www.city.sabae.fukui.jp/about_city/shiminkyodo/danjokyoudou/jyoseikatuyaku2019-1.html

町内総会が開催される

年末、地区内の年末総会に伺い、ご挨拶を。春から耐震に伴う大型改修工事でリニュアールする河和田コミセン、多くの地区住民の子どもから高齢者迄、多世代の集まり場、エネルギーのたまり場になってほしい、皆さんでこれからのまちづくりをご一緒に頑張っていきましょう、とあいさつ。

コミセン近くに、雑紙、段ボール箱との改修コンテナの設置が、皆さんの燃やすごみ減量・リサイクルへのご協力は進路建設の基本計画に動くとき、燃やすごみを基準に炉の大きさが決まっていく。今よりは、燃やすごみの減量化は喫緊の課題。頑張りましょう、とお願いのあいさつをさせていただく。

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