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2016年10月

2016年10月28日 (金)

喫煙所、2箇所

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総務委員会で、香川県のほうに視察に伺って宿泊した観音寺のホテルロビーの喫煙所、灰皿の上の空気清浄機は、煙を全部吸い上げている。この上、透明なアクリル板かなにかで囲いがあればいうことなし。

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Kc4d0064あれ~、鯖江市内公共施設、文化センターには喫煙所が、建物の外だけれど、きちんと設けられていた。夜はセンサーであかりもつくとか・・・。鯖江市の27年度決算では、タバコ税収入は4億円。高額納税者へのきちんとした対応は、受動喫煙の被害防止にもつながる。健康の為、タバコは公共の施設内で吸わないでおきましょうだけでは、すまないのではと思う。また、建物としても美観、景観も必要だと思う。

2016年10月24日 (月)

河和田地区老人会「いきいき健康講座」開催

10月19日(水)河和田地区老人会で、高野先生講師の「いきいき健康講座」を開催されるらしいとの情報をキャッチ。これはぜひ聞かせていただこうと蓑輪会長さんにお願いをしてさんかさせていただきました。

高野先生のお話は、高血圧と心臓病の関係と、河和田の先端を行く高齢社会と少子化の問題の2本立てになっていました。

Kc4d0113高野先生のパワーポイントを使われての分かりやすいお話で、「国が言う2025年問題、後期高齢者は30%になるだろうと言っているが、鯖江市河和田地区では、今もう高齢者が既に34%。、もう驚くことではない。これまでのように、ゆるりと元気にお過ごしください」とお医者様として真実味があふれる講義でした。ただ、来年の1年生は久しぶりに2組になるけれど、1年間の子どもさんの数が、どんどん減って20人あるかないかになっていく。1学年で、何百人もいたときの人口からは考えられない事態になる。間違いなく高齢者は増えて、子どもの数はすくなくなります。少子化の問題は、共通認識にしていかねばならないし、地域の人々のつながり、コミュニティーを考えさせられました。
河和田に拠点をつくり、高齢者も巻き込んだ、世代を超えた助け合い支えあい、楽しく元気なまちづくりの先端を、モデル地域!をめざしていこうと思います。
9月議会でも一般質問に挙げているが、小規模学校の問題など、少子化は深刻です。

2016年10月22日 (土)

第6回「寺子屋食堂さばえ」みんな寄っといで!

10月16日(日)、第6回「寺子屋食堂さばえ」が、神明の長久寺産をお借りして、無事すみました。今回、チラシをいつもの月より、ポスターを作るんなら、店舗に張っていただくのに、展示期間が長いと周知も長くなるから、チラシも早く作ろうということで、鳥羽小学校には、10日くらいも前に配布をお願いしてもらいました。チラシの配布時期って新聞折込と同じで矢張りいつくらいに出すといいだろうという予測もあるのではと思います。

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そういうわけででしょうか、今回は極端に参加者人数は少ないという情況でした。かまどでご飯のご飯だけ炊きあがって、別件の用事のほうに移りました。スタッフの集まりも少なかったので、スタッフのご家族総出で応援もしていただきました。

メニューは、サツマイモご飯でおにぎり、大学芋、サツマイモ入り豚汁、野菜塩もみでした。

14625330_904715289628791_53985700_n途中抜け後始末のころに戻ると、代表の根本さんは、
「アットホームな中で進みました。橘ご住職のお話は、断腸だったのよ」と、話のなかみを聞かしてもらいました。いつも今日は何のお話、だろうと、楽しみにしていているので、「断腸」の話に、ふぅうう~んと感動しました。
鯖江市ゴルフ協会の会長さんの呼びかけでご協賛金をいただきました。またまた流し台やテントなども、片山さんから運ばれていて、非常に助かりました。いまのところ、晴ればかりの寺子屋食堂鯖江ですが、たくさんのご好意に助けていただき、会話のある子どもの居場所づくりが取り組まれています。誠にありがとうございます。

また、報恩寺の林さまからもお供えのお菓子をたくさん頂戴しました。子どもさん方、大喜び!でした。

鯖江市精神障がい児(者)福祉協会で、坂井市、あわら市の先進事業所を研修に

10月15日(土)は、鯖江市精神障がい児(者)福祉協会・四つ葉会で、先進事例等の研修会を行っていますが、今回は、あわら市のNPO法人ピアファームと、坂井市のNPO法人坂井市障がい者プラン住民会議・障がい者雇用ネットワークセンターを先進事例に、会員や社会福祉課の西山参事も同行していただいて研修に伺いました。

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Cimg9504ピアファームさんの農園。さりげなく、あたりまえに、働く~栽培生産・産直販売・農業の担い手・地域貢献~。障がいのある方が、地域の方やボランティアの方たちと協働して、安全でおいしい作物を作ることを目指して命名された「ピアファーム」 、生きがいと働き甲斐のある職場を見せていただきました。

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Cimg9520一連の農作業の説明を、写真で上田氏からありましたが、障がい者の方も、農業塾の講師を務めるまでになられている、働き始めて8年というお嬢さん、一人前の農作業の実践者です。

ここでは1次産業から、農産物の加工、6次産業にまで事業を拡大して、農産物の価値を高めておられ、梨のジュースも試飲させていただきました。誇りを持って農業の分野と福祉の連携事業コラボを実現しておられるNPO法人ピアファームさんでした。

この後、特定非営利活動法人坂井市障がい者プラン住民会議・障がい者雇用ネットワークセンターのある三国福祉会館に伺いました。

研修会のはじめ、坂井市の民生児童委員長でいらっしゃる阿古江先生からご挨拶を頂きました。お寺さんでもいらっしゃることで、お葬式を式場でするようになり、人々のつながりが薄れてきた、この状態で災害が起きたらどうなるのか心配。要援護者など障がい者とのかかわりが大切と思う、ということで、6年ほど前に市から委託事業として、障がい者雇用ネットワークセンターを立ち上げ、就労支援や相談業務、フリースペース事業などを展開しておられます。

前身の丸岡町住民策定会議は、180人ほど集まり、何がしたいか、してほしいか、何ができるか、親が一生懸命にならなくてどうすると、われわれで作ったプランに役場の職員も動いて、まちにプランが反映されることを実感してこられました。このがんばったことがトーンダウンすることなく、合併でも市でつながり、現在の坂井市障がい者プラン住民会議に、活動事業の目的が引き継がれました。民生委員とのかかわりもこれからの仕事で、3年の任期を1期で終えるのではなく続けてやっていただくことで見えてくる地域福祉、障がい者と福祉のあり方などフリースペースの「きずな」が、役割も果たしてきている、と。遠方からでも相談に見えてもいる現状など、時間が足りないほど、翔びたつ「生きがい」、拡がる「きずな」を、事例も交えてたくさんのことを学ばせていただきました。

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この話をお聞きしていて鯖江市は、15年遅れているのでは、と愕然としました。

障がい者福祉の現場で、28年度から農業と福祉の連携・コラボ事業を、「千草の家」で、始められていますが、まね出来るところは見習って、鯖江流のやり方に発展させていくことができたら、と思います。

昼食は、「ノラ農園レストラン」で、バイキングをしっかり楽しみました。

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河和田小学校,朝の読み聞かせに「かわだ文庫」から

子どもたちの読書環境を少しでも豊かにしたいと、図書館まで遠い河和田地区で子どもたちが自分で、自転車でもやってこれるようにと、河和田コミュニティセンターの1室(河和田公民館図書室)をお借りして、平成5年から、お母さん方(今ではおばあちゃんになりましたが・・・)で、かわだ文庫を開いてきました。平成9年ころに、小学校にもでかけていって読み聞かせなるものをさせていただこうと始まったかわだ文庫の読み聞かせ活動ですが、一時期木村は忙しいからいいよと、言ってもらっていたこともあるのですが、近年は当番の歯車に入れてもらっていて、10月13日(木)、1年生の教室に「かにむかし」の大型絵本を持って出かけました。

Dscn2967子どもたちのしっかり聞いて、面白いところに反応してくれる態度、楽しみなことです。これからもどんどん読書をして、大きな夢を持った子に成長していただきたいな、と思います。

ちなみに文庫活動は、毎週土曜日、午後1時~3時です。

丹南地区市町議会議長会議員研修会開かれる

丹南地区市町議会議長会議員研修が、10月11日越前市のホテルクラウンヒルズ武生で開かれました。講師の野村稔先生には、これまでも何回かおいでいただいているところですが、「常任委員会議会運営委員会の役割について、議会事務局について」を詳細に講義していただきました。現在世間で大変注目されている政務活動費についてもしっかりとした論点で、しっかり議員活動をして、政務活動費を利用しての活動の成果をきちんと見せることです、と述べられました。

Kc4d0087執行機関、理事者が「検討」「善処」、「研究」すると言う答弁をしている場合は、しっかりどういう風に進んでいるのか、質疑していかなければならないし、取り入れられていない場合にはその理由を尋ねなければならないし、実現の時期の確認なども怠ってはいけないなど、常任委員会の動き方など、教わること多々でした。

また、調査研修したことなど、議会の一般質問に入れるときには、政務活動費を使ってどこそこに研修に行きと明確にするべきとも指摘いただきました。

全国初「全国OCサミットin鯖江」の報告集のゲラを見ながら実行委員会反省会を

9月3日に全国初「全国OCサミットin鯖江」を終えて、ほぼ大成功だったとの思いを共有しながら、全国OCサミットin鯖江実行委員会の反省会を10月10日、うるしの里会館で開催。報告書のゲラ原稿を見ながら、多くの意見交換がなされました。この実行委員会の絆を宝に、サミットの成果は、女性がまちづくりに連携する力にしていかねばならない、今後の大きな課題です。

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Cimg9475昼食は、サミット2日目のオプショナルツアーで大好評だった喫茶椀椀のランチバイキングでした。反省会の意見交換には加われなかったのですが、お茶のときから参加させていただくことが出来ました。市内の女性がまとまれるためにも、女性議員として、これまで気がつかなかったことをお詫びし、これからは定期的に集まり、話し合える場所を、夢みらい館さばえの1室をお借りして、作っていきたいことを考えているなど、今後の活動に少し触れさせていただきました。

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実行委員長栗山さん、副実行委員長吉村さん、実行委員の皆様それぞれの強い個性・才能を発揮しながら、6ヶ月間を集中して取り組んでいただき、男女共同参画推進室の服部室長、小谷参事、皆さん本当にお疲れ様でした。またこれからも一緒にまちづくりに力を発揮していくことができますように!

「芋掘り体験&かまど炊き米でおにぎり体験」に、子どもたちの笑顔はじける

こどもゆめ基金助成金をうけて、うるしの里いきいき協議会の主催で、うらら農縁クラブ、花みずき母親クラブが共催して、芋ほり体験を、うらら農縁倶楽部の農園で実施。

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Cimg9455このあと場所を移動して、うらら農縁倶楽部の作業場で、かまどで薪で炊いたごはんで、おにぎり作り体験しました。

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Cimg9474天高く澄み切った青空の下での親子交流事業は、自然豊かな里山でピッタリの事業、お天気でよかったです。

「福井×モーネもの作りまつり」、中山公園レストハウスで開催される

中山公園レストハウスで、「福井×モーネもの作りまつり」が、昨年のモーネ寺子屋と、かわだ文庫との不思議な出会い・ご縁がきっかけで10月8日に開催されました。完成豊かな芸術・創作活動とワークショップの参加者、市内外の若い方々で、このハウスでの利用者の平均年齢がいっぺんに若返った気がします。この日は時間が無くて、ずう~とはいれなかったのですが、レストハウスの新しい利用の仕方がイメージされたような気がします。

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Cimg9413モーネ工房、京都から、中山公園レストハウスを気に入っていただき、来館者にやさしく語られる井上ご夫妻

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管理人前田さんの絵も入口を飾り。

鯖江市総務常任委員会で高松市、観音寺市、南あわじ市、西宮市を視察研修

10月5日から7日まで、総務常任委員会で、台風が4日北陸地方を通過する気象情報を気にしながら、事務事業評価システムと公開評価システムなど、先進地の高松市、観音寺市、南あわじ市、西宮市に視察研修に伺いました。

高松市は、かつて2年ほど住んでいたことがあり、西宮市も高松に移る前に住んでいた所で、議員としてお伺いしていることが、ただ不思議な思いもしました。

高松市では、事務事業評価システムと公開評価についてを研修。平成12年から事務事業の評価を98事業で施行されています。この間、事業のあり方を市民に公開するとともに、類似事業の見直しをおこない、市民サービスの質の向上や業務の一層の効率効果を図ることを目的に進められてきていました。構想日本の仕分け人による事業仕分けも行なわれてきてようですが、平成21年からは、システム(NECソフト)導入に向けた施行期間なども経て、平成22年に「高松市行政評価システム基本方針」を策定して、外部評価は市民の皆さん2000人を対象に、30ずつ分けて市民満足度調査を実施(回収率40%)し、検討課題を抽出して、おられること、大きい市から学ぶこと、たくさんでした。現在、外部評価を実施している事業に歴史資料館管理運営事業、図書館運営事業など、指定管理出来ないか検討していると担当者からの説明に、そういうことも考えるときになってきているのかと驚きでもありました。

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Cimg9349観音寺市では、「がんばれ観音寺応援隊について」を研修に伺いました。鯖江市の「さばえブランド大使」のような事業の取組みなのかなとも思いましたが、登録(任期2年、継続可)をして、登録証をいただき、オリジナルデザインの名刺100枚、観光パンフレットなどもらって、観音寺の恵まれた自然環境での子育て環境の充実していること(定住)、まちを知ってもらう重要性(交流)、移住希望者への就労・移住支援(移住)など取り組みを行ないながら、タックを組んで全国に向けてPR活動を実施されています。第10回日本学生トライアスロン選手権大会の開催、瀬戸打ち国際芸術祭の開催やちょうさまつり、琴弾公園の銭型砂絵「寛永通宝」、四国霊場68番69番札所も市の観光の目玉になっていました。

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Cimg9354南あわじ市では、「あわじ島まるごと食の拠点施設についてを視察させていただきました。北陸地方鯖江市とは気候がずいぶん違うことで園芸作物中心の農産物の取り組みは参考になるようで具体的なことは、大型機械等にかかっている設備投資額そのものも違うことなど、よく分かりました。

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食べること、生きること、農業こそ生きる大前提と思って木村には、「食」がはぐくむ、ふれあい共生の都市(まち)の政策は、派手ではないけれど、どっしりと地に足つけて、将来を展望した施策に思え、まぶしいものがありました。

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西宮市では「被災者支援システムの利活用について」を研修に寄せていただきました。

Cimg9399平常時の管理についてや災害が起きたときの立ち上げなど、4000人の職員の庁内で23人の正規職員でこなしておられ、要援護者の台帳などは自治会に年4回更新して渡しているなど、阪神大震災を経験され、平成6年にホストコンピュータ版を構築し、り災証明の発行に利用、その後Webシステムバントして構築、平成16年の台風23号発生時には被災住宅の管理、り災証明の発行に利用、被災住家の管理機能は、平成25、26、27年の夏場の台風でも利用、東日本大震災では、南三陸町に職員が赴き、被災者支援システムを立ち上げました。

平成21年度の国の定額給付金の管理にもた業務と転用した実績など、今後、防災庁舎設立に合わせて、より市民のためになる総合防災システムを築く検討・協議にはいられていることなどうかがいました。市の歴史、人口など鯖江市とはおおきなギャップがありますが、基本的な災害時の混乱をマイナンバーなども活用し、より市民サービスにつなげていく試み挑戦に、国も含め先端を行かれていることを実感しました。

Cimg9401オープンデータのまち・鯖江に伺ったんですよ、といっていただき、スケールが違いすぎ(市の木・くすのき、樹齢400年くらいだろう、と)ても、研修をかけてこられる姿勢に敬意を表するばかりです。

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