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2016年9月

2016年9月23日 (金)

「子どもにやさしいまちづくり」を中心に、9月議会一般質問

9月5日、鯖江市議会本会議一般質問2日目、午前中の2人目に質問をさせて頂きました。

本会議初日の8月24日の所信で、「子ども・子育てについて」があまり触れられていなかったこともあり、また、市長はこれまで議会の答弁に、女性の働く場の確保は最重点課題と、あわせて人口減少、地域で子どもを育み、育てるような環境整備もしなければならないと言っておられ、10月が鯖江市長選挙であることもあいまって、子どもにやさしいまちづくりを中心に質問をさせて頂きました。

今回の質問内容です。

http://www3.city.sabae.fukui.jp/gikaidoga/160906_02.wmv

1 子どもにやさしいまちづくり
  (1) 幼稚園・保育所・園・小学校への円滑な
    移行を図る事業について
  (2) 幼児教育・認定こども園の拡充について
  (3) 小規模学校の教育現場や部活動や文化事
    業について
  (4) 子どもの居場所について

 2 公的施設について
  (1) 長寿命化と地域住民ニーズ
  (2) 喫煙所の確保について

 3 27年度の国勢調査結果、人口増加している
  本市における将来施策について

答弁について、現在の施策を肯定するような、質問を受けてもう少し現実を直視し前向きに前進しようとする向きも感じられないものもありました(子どもの居場所づくり、喫煙場所の確保など)が、提案型の議会活動をおこなっている質問に、大方、親切丁寧な内容(幼児教育の充実や10地区の認定子ども園開園や、小規模学校の教育についてなど)であったかなと思うところです。

今後とも市民の皆様のご指導をいただきながら、弱者の方々、子どもたち、市民目線での施策、市民の声を、議会に反映できる工夫・努力を勉強しながら続けたいと考えるところです。

河和田地区 敬老の日「お達者を歓ぶ会」

Kc4d01849月4日(日)河和田地区の敬老の日「お達者を歓ぶ会」が、コミュニティーセンターで開催されました。75歳以上の方800人くらいの方がご案内の対象者で、200人ほどのご出席で大賑わいでした。友永健康福祉部長からお祝いの言葉がありました。

これまでの市民生活、経済活動などを支えてきていただいたご功労に感謝するとともに、これからも、お元気で楽しくお過ごしいただきたいと願うものです。

Kc4d0187愛育会の役員の皆様たち、実行委員会のスタッフとして受け付けなどの業務を担当していただいて進んでいます。

Kc4d0196アトラクションのひとつは、恒例の河和田保育所と慈光保育園交代での園児による元気の出る演技、お孫さんや知り合いの子達に万雷の拍手に包まれた敬老の日「お達者を歓ぶ会」でした。

全国初「全国OCサミットinさばえ」嚮陽会館で開催される

今年3月から準備を進めてきました全国初「全国OCサミットIn鯖江」、全国の名前をつけて、さらに初で動きましょうと提案して、アドバイザーのお役をいただき、どこまで出来るのか不安もありました。

もともとOC課の皆さんが、自分たちの活躍を知ってほしいというような主旨で市長に提案して28年度の事業として予算計上されてきている経過がありました。市の事業として動くからには、今一番問われていることは、地域の中で、女性会(婦人会)組織も会員減少している反面、男女共同参画宣言都市宣言と同時に、それまでの女性ネットワークが、男女共同参画ネットワークになり、女性自身の意識にもトーンダウンの変化が出てしまい、一方、最近では既存の組織うんぬんではなく、自分たちのやりたいことを楽しくやれればいいというような風潮もあり、まず鯖江の女性が、女性の活躍社会に、その力をいかに発揮できるか、どこまで女性同士が連携し思いを共有して、まちづくりに女性の力をいかすことができるか、このことを目標に、栗山委員長以下企画委員、実行委員(男女共同参画社会の実現を目指して活動する鯖江市の市民団体、「夢みらいWe」のメンバー、「鯖江市OC課」のメンバー)の皆さんで手づくりでがんばってきました。

Cimg89829月3日、「女性パワーと地域の課題」をコーディネーター福留先生の提案ではじまりました。全国の先進の生涯学習部局からの鹿児島県志布志市の生涯学習まちづくり研究会代表の小窪さんたちの活動を学び、Weの代表で実行委員長の栗山が「市内の市民団体へのアンケート結果を基に「新規会員が入らず、役員のなり手がいない。仕事や家事で忙しく、女性が地域活動に時間を割けない」と問題提起。

小窪さんは家族の理解や支えの大切さを指摘した。

市民グループ「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美さんは「定年後、まちづくりに関わろうとしている男性との関わり方が難しい。以前の役職とか肩書にこだわる男性が多い。女性の様にフランクな関係を築けばいいのに」などと訴え、笑いを誘う場面もありました。

2部は、食事をしながらの懇親会で、さらに盛り上がりました。

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Cimg9010二日目4日は、市内のモノづくり企業で活躍する女性の現場に出かけ、眼鏡や越前漆器の魅力を学ぶツアーがありました。昼食は食アメニティー部門で農林水産大臣賞を受賞しているうるしの里いきいき協議会の地産池沼の伝統的料理を楽しんでいただきました。

Kc4d0203全国初「全国OCサミットin鯖江」、嚮陽会館からすごい女性パワー! 
元気な笑顔が、まちづくりに広がります。

人と人、ハートでハート! 夢の広がる平和な暮らし。

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鯖江市 27年度歳入歳出決算特別委員会開かれる

9月1日、決算特別委員会が開催され、年長の議員ということで平岡議員が仮委員長で委員長の選任から始まりました。

議員全員で常任委員会ごとに分かれて決算をするようになり、各分科会の委員長がそれぞれに決算審査を行い、分科会を経て、分科会ごとにまとめて、全体的な調整を行い、11月11日に市長にも出席いただいて総括審査という日程です。

今回、決算特別委員会の委員長を拝命、しっかり審査を行い来年度の事業に、予算に反映できることはしていきたい。一部のところで浮ついた感じの事業の指摘も市民の方々から出ています。知名度を揚げることが目的なのか、市民の幸せ度とはなんら関係ないことなのか、人口減少は必然、これからの5年後、さらには将来を見据えて、決算に望みたいと思います。

2016年9月22日 (木)

長期学童クラブ事業、夏休み終盤にカレー大会

児童クラブサポーターの皆さんも長期の学童に心配心配しながらの長期学童事業を始めて体験しましたが、夏休み残りあと2日となった8月30日は、河和田コミュニティーセンターまで歩いていき、公民館の料理室を借りて、カレー大会を実施させていただきました。年齢の違う学童の子たち、芋の皮むきやたまねぎの調理など出来ることはそれぞれ違いがありましたが、サポーターのメンバーも応援メンバーの協力もあり、大量のカレーを作ることができました。

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Cimg8958子どもたち40日間、毎日お母さん、おうちの方が作られたお弁当を持参でお昼をしていましたが、この日は、共に生活をし、学習、遊んできたお友達と自分たちでつくったカレーで、にぎやかに楽しくお食事を出来ました。

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Cimg8969おかわり!

Cimg8962コミセンの職員さんにも食べていただき、子どもたちに「美味しかったです」と。

早稲田大学環境ロドリゲスチーム、かわだ児童クラブでエコ体験活動と地域住民と交流

8月17日早稲田大学の環境ロドリゲスチームが、エコネットさばえの学習塾を受け持つ為に鯖江入りしておられ、これまでのNPO法人かわだ夢グリーンが早稲田大学環境ロドリゲスチームとの交流をつくってきていることもあり、かわだ児童クラブの子達と環境活動を実施してもらいました。また、エコ体験を実際に食べることからも、と、そうめんと、ご飯は薪でお釜で炊きました。お兄さん、お姉さんに子ども達は大喜びでした。

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Cimg8749夜は、NPO法人かわだ夢グリーンの呼びかけで、金沢大学のインターンシップの学生の皆さんも混じり、地域おこし協力隊の皆さんや地域の皆さんとの交流を、実施させていただけました。吉川ナスを環境ロドリゲスチームのお料理好きのメンバーに料理を手伝っていただくなどして、中身の濃い有意義な持間を過ごしました。

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かわだ児童クラブの子どもたち、夏休み長期学童で鯖江市の出前講座など楽しむ

小学校の空き教室の利活用を議会でこれまで質問をしてきましたが、昨年3月の議会答弁で、河和田小学校と神明小学校の空き教室を使って、放課後学童事業の検討にはいると、あり、それに向けて関係者との協議や学校の受け入れのために施設整備など行なわれてきました。

当時河和田小学校のスポーツ少年団の役員さんからは、「現在、ス少で使っている部屋がとられてなくなってしまう、いいことをしてもらうのだけど、困ってしまう」との相談もあったり、スポーツ課や小学校、児童福祉課との調整などもいくつも問題をかかえながらでしたが、地域の親御さんからの「東部児童館では遠すぎる」とのご意見、慈光保育園で、園長先生のご理解とご好意で始めてもらっていた学童も、夏休みの子どもの多さ、4年生から6年生までと受け入れ枠を広げると、大変な床面積を占有してしまうことなど、を一気に解決できるであろうと、議員としても全力で動き準備を進めてきました。

河和田地区まで来て頂ける専門員さんも、市が募集をかけてもなかなか難しいだろうとの思いで、地域のご理解と賛同していただける方々を募って、かわだ児童クラブサポーターの会を立ち上げて、28年度4月から事業を始めることができています。

通常は午後3時から6時までの学童事業ですが、土曜日や、長期休暇は朝の8時から6時まで10時間になります。10時間もの長い時間を家庭ではなく、学童の場で過ごす子どもたち、子どもさんを40日間×8時間、成長の過程で大きな責任を担うことで、少しでも豊かな居場所にしたいと、鯖江市からの出前講座をいくつかお願いしました。

子ども達はこれまで経験の無い、出前講座の職員の子ども対象ということで工夫していただいた内容で実施していただけ、小さな心にも大きく響いたようです。お忙しい中無理なお願いをお聞き届けいただけ、ご協力ありがとうございました。

Kc4d0098健康課のお姉さんから、食べ物の添加物やおやつの食べ方などについてゲーム感覚で楽しく学びました。

Kc4d01138月1日文化の館から司書さんが読み聞かせを。

県地域活動連絡協議会(母親クラブ)理事会開催

8月28日(土)、福井県地域活動連絡協議会(母親クラブ)の理事会が、福井県社会福祉センター2階社会適応室で開かれました。

今年度のこれまでの活動報告と今後の行事予定について話し合いました。4月から8月まで土曜日日曜日にエンゼルランドで読み聞かせをされてきて、2~3歳児の子が大勢参加されたとのこと。また、全国地域活動連絡協議会から寄贈の「トヤのひっこし」「ちいさいおうち」を、単位母親クラブは十分に活用して欲しい旨話し合われました。

このあと、県関係で、10月8日は福祉大会、10月22日には、県のエンゼルランドがリニューアルオープンで、今後もお店の委託事業は続くようです。大野市では、野菜ソムリエさんの指導で料理研修会が11月6日に予定されているようです。

また、児童虐待予防活動全国一斉事業「こころのつぶやき」の冊子発行に協力を高橋会長から要請がありました。

会員数の減少で、組織が弱体化していく一方ですが、地域で見守り育てる、育っていく子どもの環境づくりは直一層重要になってきている昨今を話し合いました。自分たちの近くがそうなんですから、県という広域になると、ますます活動の広がりを充実させることは困難な現状ですが、なくなってしまったら、どこが誰がこの事業を補完できるのか考えると、やらざるを得ない、県自体にもその認識が必要ではないのかと思うところです。

2016年9月13日 (火)

鯖江市9月定例議会始まる

第406回鯖江市議会定例会の開会に当たり、平成28年度補正予算案をはじめ、各議案のご審議にあたり、市政運営に当たってまた、諸課題につきまして、市長よりその概要をご説明がありました。


はじめに、北陸新幹線問題について、先月29日に市議会や商工会議所の皆様とともに地元選出国会議員等に対し、北陸新幹線金沢・敦賀間開業 後の福井駅までの特急存続について要望してまいりました。開業予定である平成35年春には、現在のJR北陸線金沢・敦賀間はJR西日本から経営が分離さ れ、中京圏との往来には将来にわたって敦賀駅での乗り換えが必要になります。
また、関西圏との往来についても、並行在来線の経営分離に同意するにあたっての前提であった、大阪・富山間を直通運行するフリーゲージトレインの開発が 開業までに間に合わない状況であることから、中京圏同様、敦賀駅での乗り換えが必要となります。この敦賀駅での乗り換えについては、新幹線ホームと北陸線 特急ホームとの高低差や在来線駅までの距離があること、また、「しらさぎ」と「サンダーバード」の全車両が敦賀駅で乗り換えることによる混雑など、ホーム 間の移動負荷は極めて深刻であると想定され、観光等で本県を訪れる鉄道利用者の減少につながりかねないと危惧されています。地元選出国会議員の皆様から も、特急の存続に向けては、「地元の熱意が一番大事」との助言があり、鯖江市民一丸となって全力で取り組むことが求められていることから、一昨日の22日 に、市内の経済界をはじめ各種団体の皆様にお声かけをし、特急存続に向けた意見交換会を開催しました。当日は、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム の委員で福井駅先行開業等検討委員会の委員長でもある山本拓衆議院議員にもご同席いただき、市民運動として、この問題に取り組む意義を確認できた会合とな りました。報道によれば、JR西日本社長は「現時点では福井駅までの特急乗り入れは困難」と発言されているようではありますが、西川福井県知事は「県民の 利便性が高まるよう与党検討委員会で議論して欲しい」とも発言されており、今後この特急存続問題が国政の場でも広く議論されることを期待しております。
一方、鯖江市の公共交通網の再編につきましては、「鯖江市地域公共交通網形成計画」に基づき、「再編実施計画」の策定作業を進めております。まず、つつ じバスについては、東西を結ぶ幹線路線創設による速達化や、通勤・通学への対応をはじめ、JR鯖江駅や福井鉄道神明駅等の鉄道駅から各地区を巡回する既存 路線の見直しや広域路線バスとの連携など、路線と運行ダイヤの設定作業を進めております。
また、広域路線に関しましては、福井鉄道路線バスによる鯖浦(さばうら)線のJR北鯖江駅までの延伸や南越線の北中山公民館までの延伸により、通学需要 への対応に加え、隣接する越前陶芸村や越前和紙の里など、市内産業観光施設等との連携を図ってまいります。今議会において運行委託費および車両費にかかる 債務負担行為を計上しておりますが、新規路線の運行事業者および運行に必要な車両導入の準備作業を行い、11月末には「再編実施計画」を国に提出し、来年 2月には計画が認定される予定となっております。

と、丁寧な説明がありました。

これまで、特別委員会の経緯  http://aikonet.mitelog.jp/diary/2013/12/12-9b5e.html もあり、将来の交通利便性をしっかり考えて生きたいものです。

所信では子ども・子育ての分野で教育問題等について触れられていなかったので、幼児教育についてその道の専門の方からも指摘いただいていたので、一般質問ではこの問題を準備です。

第76回鯖江広域衛生施設組合議会定例会開かれる

鯖江広域衛生施設組合議会が、8月22日(月)開催されました。補正予算は、12,275千円を増額し、総額を歳入歳出それぞれ1,301,275千円で議案、また、27年度の一般会計歳入歳出決算の認定について、人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について、専決処分の承認など7議案を審議。議会に先立ち、全員協議会で理事者の説明など受けて質疑を行いました。

http://www.sabae-koikieisei.jp/gikai.jsp

午後4時から定例会議が開かれ、議席の指定や、牧野管理者から組合事業の現状等あわせ所信が述べられました。

市長の所信によると、各事業は順調に推移していると述べられました。ただ、最終処分場の『夢の杜おた』への搬入・埋め立て量は減少しているが、受け入れ可能年数は約15年の見込みであることなどから、長寿命化(長期維持補修計画)の見直しをして進んできてはいるが、ごみ処理施設全体の更新について、総合的に検討し、協議を始めていきたいと今後の方針が打ち出されました。

また、前々から葬祭場内の駐車場について、バスなど乗り入れなどの煩雑なことを利用者からご指摘頂き、木村の要望していた件につき、将来的には大規模の改修改築も視野に入れると現在の出来る範囲での利便性を考え、障がい者の利用の為の駐車場整備やアーケードの設備、車の進入路などについて事業実施がおこなっていただきました。ありがたいことです。

議会は、議長の選挙で、鯖江市の小竹議長が就任、議案(下記)の審査、全て可決、承認、同意して閉会。

平成28年度鯖江広域衛生施設組合一般会計補正予算(第1号)『可決』

平成27年度鯖江広域衛生施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について『認定』

鯖江広域衛生施設組合人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について『可決』

専決処分の承認を求めることについて(鯖江広域衛生施設組合行政不服審査条例の制定について)『承認』

専決処分の承認を求めることについて(行政不服審査法施行に伴う関係条例の整備に関する条例について)『承認』

専決処分の承認を求めることについて(地方公務員法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例について)『承認』

鯖江広域衛生施設組合監査委員の選任について『同意』

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