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2016年2月

2016年2月17日 (水)

鯖江市婦人福祉協議会の新春の集い

2月5日、婦人福祉協議会の「新春祝賀の会」が、辻川教育長、齋藤社会福祉協議会会長のご臨席を得て、華やいで賑やかに開催されました。

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午前中は、議会報の広報会議が開かれていて、そのまま、会場入りをさせていただいたので、洋服そのまま地味系でしたので、漆塗りのイヤリングをつけて少しお祝いの席らしくを装えました。

12662031_865580970237086_7147803168高齢者が多くなるこれからの世の中、婦人福祉協議会も市内9地区にある組織、会員、出かける婦人福祉の活動を盛り上げて、これまで言っておられた「おばあちゃんの千恵袋」をどんどん地域の子どもたち、子育て世代に発揮していっていただきたい、とご挨拶させていただきました(写真、会員の福岡さんが撮影してくださいました)。

2016年2月15日 (月)

養蚕業の名残りの桑

平成11年頃のうるしの里づくりファッションタウンのまちづくりで、かつて養蚕業でにぎやかだった河和田地区として、桑を利用したまちおこしをしよう、と小学生も巻き込んで、小さな桑山を造った事業がありました。平成16年の福井豪雨で駄目になった部分はありましたが、そのとき指導してくださった岩泉先生が「木村さん、あのままにしておくともったいないが」と、指摘してくださったことで、当時の責任者だった方に、あと木村に任かされてもらえるかと申し出て、木村に地域の活性化につかうことを一任受けて、うるしの里いきいき協議会で、使い勝手の研究をはじめました。

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Cimg3912その頃、喫茶椀椀をオープンしようとしていたときでもあり、料理の材料やお菓子の材料などに出来ないか、先進事例なども研究をして、桑茶と、パウダーにして桑でお菓子や、てんぷら塩などになってきています。サービスの桑茶で出していたところ、売ってほしいとの要望も頂き、うるしの里いきいき協議会の商品として今桑が商品になっています。

この桑を、事業としてもっと大きく伸ばすことが可能ではないかと言う打合せを、近畿大学薬学部の先生たちと研究などを進められてもいる大野の長谷川さんをお招きして、2月2日、うるしの里会館で、何人かで桑の効能や事業としての展開方法など教わりました。長谷川さんの桑パウダーを利用した血糖値を抑える効果のある健康法も試飲しながら、伝授いただきました。

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かつての養蚕業の名残で、100年以上はたっているのではという大きな桑の木も山には残っています。氷室もまだ、残っています。

何処まで桑を新しい事業として活用できるか、研究会などを立ち上げてみたいと思います。

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2016年2月 3日 (水)

竹下先生の講演「弁当の日」応援シンポジュームに参加

1月31日は、できるを伸ばす「弁当の日」を提唱されて実践されている竹下先生の「子どもを台所に立たせよう」~弁当の日が子供、家族、地域を変える~講演会が福井市のフェニックスプラザで開催されました。

Kc4d0452「たった1日のことでさえ、人生はやりなおしはきかない。だけど未来はつくれる」講師の言葉でした。また、人は食べ物を通して環境を変える脳を持っている、この脳が育つ時期に、人に喜んでもらうことをする、回りに喜んでもらう努力をする、スキャモン曲線の見地からのも、実証されていることなど説得力のある講演でした。

Kc4d0456「子どもが台所にたつ、弁当の日」を、福井県内でも既に取り組んでおられる坂井市や福井市、すごいと驚きと共に、鯖江も変われるだろうか!?

「弁当の日」の意義を伝えていきたい。

「魅力あるあるさばえを目指して」男女共同参画地域推進委員さんと議員懇談会開かれる

1月30日、夢みらい館さばえで「魅力あるさばえを目指して」若者が住みよい町にするために、今われわれ市民と議員が協働できることを語り合おう、と懇談会が開かれました。

Kc4d0439男女共同参画地域推進委員会の全体部会で実施された、若者へのアンケートなどを中心に、話し合いました。これからもこういう場をつくっていただけ、お互いがお互いを理解し、本気で話し合いが出来ることも大切かなと思いました。

Photo夢みらい館さばえ、男女共同参画事業の大きな柱が男女共同、今後の取り組みに期待したいし、人間として、人の生き方が学べる貴重な場所の一つであって欲しい、と願うものです。

食堂のある「子どもの居場所作り」について話し合いを

Kc4d0450昨年の8月頃、学校が同じなんだけれど、うちで食事が出来ていないような子のことが心配と相談を受けていました。

お母さんがお忙しいのか、食事のお金がないのか、家庭の状況を詮索は出来ないが、いじめや非行にも繋がりつつあるようなこともあるし、勿論お勉強は遅れていて授業についていけないレベルでもあるよう・・・と。

鯖江市の食育から、朝食を食べていない子の調査は1%。食べていない、食べれていない、これらの要因はいくつか考えられるようです。

大人が、子どもも一緒に11時近くまで、子どもはもう寝る時間であると言う子育てが分かっていない。遅くまで起きていて、朝起きれない。ご飯を食べる時間が、大人も子どもないという現状などもPTAの役員さんらからはお聞きしました。

以前保育所の園長先生からは、議会での活動で、中学校の弁当給食を改善でき、公立保育所の給食も同じところから配達になっていたので、食育という観点から3年かけて自園給食にすることが出来ました。このことで、「議員さんありがとうございます。自園給食にしてくださって。朝ごはん食べてきていないな、と思えると、今日は早い給食にしようと、言うと笑顔になり、園長の判断で給食時間を早くすることが出来るようになったんです。それまでは、家からおにぎりを作ってきて、職員室の隅で、食べて、とあげていたんです」と、喜んでいただいたことがあります。保育所でも朝ごはんを食べてこない園児が、鯖江市にもいらっしゃる、小学生の見守り隊の民生委員さんからも「ご飯が食べさせてもらっていないんだわ、おにぎりをあげているんだけれど」と、同じようなことをお聞きしていました。また、児童相談の相談員さんからは「炊飯器があるとな。お米は自分のところのを出して、ご飯の炊き方を教え、せめてご飯だけでも食べれるようにしてあげたい」と相談を受けて、家にある炊飯器を提供したことがありました。

鯖江市全体からは一握りの子のことかもしれない。でも、食べることは生きること、子どもたちの未来が明るくあって欲しい。

1月29日(金)、さばえNPOセンターに、現状の共通理解と「先進事例も勉強しながら進めていこう」と賛同者が、11人も集まってくださって話が進みました。これからです、地域の大人や仲間の会話の弾む「こども食堂と居場所づくり」

鯖江市でも小学校の空き教室を活用して、春から学童事業

春からの学童保育の準備を始めています。

鯖江市では、共働き家庭が多い実情を考慮し、低・中学年の児童が心身ともに健康で有意義に放課後や長期休暇を過ごせるよう児童クラブ(学童保育)を実施しています。

河和田地区においても、慈光保育園様のご協力を得て小規模で取り組んでいただいてきております。以前から、特に1年生、低学年の親御さんからは、「コミュニティセンターで、できれば学校で学童保育をしてほしい」の要望をいただいておりました。

昨年3月議会で、小学校の空き教室の有効利用等について一般質問をさせていただいたところ、河和田小学校においては、神明小学校と共に、学校で来年春から学童保育ができるように検討の準備を始めるとの答弁がありました。

昨秋、児童福祉課では対象の保護者の方々にアンケートをとられ、要望がかなり多いと言う結果を受け止めて、平成28年4月から児童クラブ(学童保育)事業を始めていただけることとなりました。

河和田小学校区では、地域で子育てを終えられた方々のお力をお借りして、仮称「かわだ児童クラブサポーターの会」を立ち上げ、趣旨に賛同していただける方々と、手分けして事業に取り組んでいくことができたら、と3回目の集りをしました。

子どもの健やかな成長は、自分のうちの子だけでなく、まわりの子どもたちにも心配り、豊かな社会環境が大切、学校が地域のコミュニティの場にもなり、皆さんと共に楽しく取り組めるようがんばりたい。皆さん、応援してくださ~い。

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