愛子diary

鯖江市精神障がい児（者）福祉協会を立ち上げよう、と設立に係わらてこられている役員さんの思いをいっぱいに詰めて出来上がった福祉協会のパンフレット・チラシ。 チラシなど制作する編集デザインを少しかじっていたこともお役に立つことが出来ました。

障がい者雇用促進法の対象に精神障がい者が新たに加わる見通し、本格雇用の見通しは、そう簡単ではないと思うけれど、身近なところから慈愛の心でお互い助け合っていくことが出来たら、本当の地域福祉が広がって安心な社会になる、この際会社・企業だけの問題でなく行政の係わりぬきには考えられない、ことだと思います。

河和田小学校の児童生徒、ずいぶん少なくなってしまいました。少数精鋭の中で指導を受けられて、大きな夢を持って、力強く世界に羽ばたけるよう楽しく学び、遊び成長してください。

昭和の時代は500人、600人といたもんです。これからは、空き教室の有効利用など考えていかなければならないかもしれない。

「味覚春秋　３」に、フードジャーナリスト・食文化研究家の向笠千恵子先生が執筆された「おいしい色々⑫～朱赤の越前山雲丹は山里育ち」という原稿が掲載されている。この中で、向笠先生は、幼児体験の頃から「越前雲丹］は憧れの食べ物の一つであったと記されています。

その雲丹そっくりの河和田地区に伝わる「山雲丹」を見つけ、胸がおどったと、感動を伝えられています。先生は、昨年度の農林水産省の「食アメニティーコンクール」の現地審査で鯖江市河和田地区に入ってこられ、この時に［山うに］を使った料理・うるしの里御膳を食していただきました。

今年また1月に、この「山うに」再会を目的に訪れてくださっています。そして今回は作り方も教わって帰られ、早速ご自分で作って頂きました。その感想で、なべや納豆の薬味におつで、イカや刺身に美しく映え、バニラアイスやバタートーストにもいいアクセント、朱赤の山雲丹を生んだ河和田の女性たちに乾杯！　と、紹介してくださっています。

福井新聞の平成25年2月23日の論説には、河和田の「山雲丹」、プロジェクトの事業に多大の期待を寄せて紹介されました。

また3月9日に開催されたゆずの里親・植樹研修会、ならびに「山うに」交流会も大きくニュースとして取り上げられました。

県民福井では記者自身が、山うにの調理体験もして、教えて県民くんで「山うに」プロジェクトを丸ごと紹介していただきました。

「山うに」、材料は、ゆずと唐辛子・赤なんばに塩のみをすりつぶし粘りを出した冬場の薬味、河和田地区に古くから伝わる薬味・食文化です。今、現代にも喜んで味わっていただける「山うに」を地元民から地域全体の誇り・自慢に持っていきたい。先人の知恵を頂きながら、遊休農地を利活用して、ゆずの栽培も、赤なんばの栽培も普及して、地域活性化につなげていくことが出来れば、河和田丸ごと、総動員でがんばりたい。

河和田地区自慢のコミセン前（駐車場）の桜が満開、ライトアップがこれまであったことで、夜桜がきれいだった。「今年もそういうロケーションほしかった」とカメラ愛好家の方に指摘され、なるほどと思いました。

また、黄色い菜花も咲いて、子どもたちがシートを引いて駐車場で花見をしている春休み風景も見られたが、今年はどうだったのかな～。

甘酒といったら、しょうが、でしょう。「山うに入れてみたら｣と、挑戦。「うまいっい！！！」　なんでも合う？　いやそうでもないだろうが、甘酒には｢山うに｣で決まり。

うるしの里いきいき協議会の役員会に久しぶりに出させていただきました。お昼になってしまい、この日は定食のご注文予約が入っていたとの事で、あるもので、さっと作っていただいたおにぎりと山うにがポイントのみそ汁。そして、ふりかけがついていて、とても美味しかったです、ご馳走様。

このふりかけ、出汁をとったあとの昆布らで作ったとか、「美味しい、商品として売りに出したら・・・、売れると思うけど・・・」といったら、「時間・手間がかかっているんやで、たこうついて・・・、出しても売れんと思う」との事。手づくりふりかけは、亡き母がよく作ってくれた、母を思い出す食べ物の一つ。「ほしいな」と、それで原価計算合うかどうかは分からないが、私なりの計算で買わせてもらいました。完全に無添加のふりかけです。