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2011年11月15日 (火)

鯖江市議会「原子力発電を考える会」勉強会を開催

鯖江市議会「原子力発電を考える会」勉強会を開催

11月14日(月)午後2時から鯖江市役所全員協議会室で、福井大学名誉教授・工学博士 山本富士夫先生の「原子力発電を考える勉強会」学習会が開かれた。

先生は、「鯖江市は原発とエネルギーの問題をどうするか?~福島原発災害の教訓を踏まえて~」と題して非常に分かりやすく話されました。専門が流体力学・機械工学でいらっしゃる山本先生、まずはじめに、今回の福島第1原発災害は、被害者の不幸の質も量も最悪・最大であるので事故と言わず、災害と言うことにするとのお断りあり、

(1)福島原発災害から学び考える:平和的生存権と財産権を守る(「いのちとくらし」を守るためににどうするか?

(2)議員からの事前質問と会場での質問に回答しつつ、鯖江市の原発とエネルギー問題を討論する

ことを目的に関係理事者も議員に交じり勉強をさせていただいた。

専門家から教えてもらって勉強することの大事さ、正しい情報から真実を見据え、賢い選択をしていかなければならないことを痛感しました。

特に、「議員は福島にいってくるべきだ」と。これまでも、鯖江市に家族で避難して見えているお友達に、「偉そうだけれどぜひ福島を見てほしい」と、8月から言われていた。

その言葉に、これまで気仙沼市、名取市、仙台市、宮古市と被災現地を尋ねてきているが、福島のどこをどのように・・と、紋々していた自分。 講演後に山本先生と言葉を交わし、将来にもわたって一番被害を受けているであろう子どもの現状、とのアドバイスもいただき、食料、学校、図書館、児童館など、「子ども」に絞ればいい思うようになってきた。

美浜の平成3年の緊急炉心停止、周辺への放射能漏れ事故があり、当時、母(没年平成7年)の「おばあちゃんたちが福井県に原発を持ってくることに意見を言わなかった、いえなかった。孫たちに大変なツケを残してしまった」との言葉が、声を出さなきゃ、子どもたちを守らなきゃ、と議員にと奮い立ったんだし・・。福島県からおいでいただき、水戸先生に「さばえっこ図書ボランティア」で「福島の今」と題して講演していただいたこととも思いが重なる。時期をみて、福島まで行こう、子どもだと思った途端、胸が詰まる思いがする。

国の動き、政策次第のところもあるが、私の出来ることを出来るところでがんばろう。

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