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2009年1月28日 (水)

議員でレジ袋削減の10年~先の環境を学習

議員でレジ袋削減の先の環境を学習
議員でレジ袋削減の先の環境を学習

鯖江市の環境教育支援センターで、環境まちづくり委員会委員長の福井工業高等専門学校環境都市工学科教授武井幸久氏をコーディネーターにレジ袋から見た「考える鯖江の環境」の井戸端会議が,1月26日(月)午後7時30分から開かれました。レジ袋は、1970年ころから、丈夫で水にも強いことから、スーパーやコンビニなど小売店で紙袋に代わってポリ袋やビニール袋等が大量に使われ始めたレジ袋。このレジ袋を製造するのに1枚で約21mlの石油が使われている、かつて自分達の子どものころは、買い物は買い物籠で、風呂敷でが当たり前のことでした。卵も、近所の養鶏所に買いにいけば新聞紙に包んでもらってでした。先ず、自分の庭先で鶏を飼っていて鶏小屋に卵をとりに行くのが、子ども達のお手伝いでした。そして家族の数だけ貯まると、みんなで卵ご飯にしたり、卵焼きをつくってという時代でした。そういうと、母・シガコばあさんは、ゆで卵が好きだったな~。私自身以前福井県民生協の「がんばらにゃ」の編集長をしていた時代からレジ袋削減のための消費者意識の向上を目指して特集を企画し、買い物には買い物袋を持ってレジ袋削減を、消費者として早くから行動の実施を呼びかけ、私は家族も含めて実践してきました。デパートでも袋を断り、買い物袋を出します。循環型社会構築のためにできることからできることを、一人ひとりが心がけることがごみ減量化・地球温暖化防止に努められます。世界的な金融恐慌に陥り、先の読めない閉塞感の真っ只中、今こそ私たち大人は、環境から経済を農業を森づくりを通して、子どもたちに、将来をになっていく青年たちに、未来への可能性・夢を語れる世の中作りをしていかなければならないでしょう。参加した議員は、3人でしたが、化石燃料の枯渇した後の地球作りの対策を、鯖江市も今から考えていかなければならない、という武井先生の講義に、気持ち引き締めました。ごみで出されていたレジ袋を燃やさなくなると、焼却炉の温度管理にも影響するかもしれない、また生活のなかで、燃やすものがすべてなくなったときは、地球温暖化ではなく、冷却・冷害の社会構造になることへの対策も考えていかなければならない。そのためにも、これからどんぐりの苗を植え続けて、燃やすものを自らの手で、子どもたちにつないでいくことが、身近なところでできることでしょう。地方といえど政治の世界にいるものは、豊な人間性と高い倫理と哲学も大切なんだなあと思わずにはいられない、環境井戸端会議でした。

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